自殺へ誘導するサブリミナル効果の強い「るるちゃんの自殺配信」アニメ動画検証。
2020年の2月に瀬谷駅で女子高生が電車に飛び込み自殺をしました。その一部始終をスマホでライブ配信するという行動に出ました。彼女が行動をおこす前に見ていた動画が神聖かまってちゃんが発信したアニメ動画です。このアニメさえ見なければ、あの日、あの場所で電車に飛び込んでライブ配信とか、、まず起こらなかったでしょう。
神聖かまってちゃん「るるちゃんの自殺配信」MusicVideo
このアニメのどこが危険性があるのか、少女がライブ配信自殺をしてしまった要因なのか？を検証します。
このアニメを作ったのはラビットマシーンです。やばい人です。
まず、冒頭３秒のこのシーンですが、
女の子が電車のライトに向かって体を近づけます。
恐ろしいほど意図的に操作しています。悪意が半端ないです。ラビットマシーン最悪です。ここに「自殺しなさいよ。解放されるよ？」的なメッセージ以外、何もありません。
いきなりの３秒で、この動画の決定的な悪意と実際の少女の衝動へと繋がっています。
電車の光がこの先に待っている、痛みや死ではなく、喜び、解放の世界だよと囁いています。
0:06 / 4:01「るるちゃんの自殺配信」キャプチャ引用
このシーンでスマホがバキバキに割れています。
実際は飛び込んで壊れたという情景は描かれていませんが、
この割れたスマホに
１）電車に飛び込んでバラバラ
というサブリミナル効果が埋め込まれています。
こじつけに感じてしまうかもしれませんが、見る人によってはそのイメージを与えます。
このあたりからカメラが左右に揺れ始めます。
電車飛び込みに関係ない手法に見えますが、
確実に脳が揺られて酔ってしまいます。ふっと飛び降りる後押しになります。
このグラグラ感は確実にラビットマシーンは狙っています。
単なるパンならいいのですが、絶妙に左右にもカメラも揺らして酔わせています。
電車のホームの混雑をイメージさせる人の流れに近い背後を特急電車が猛スピードで走り抜けます。
その前を少女がケラケラ笑っています。
そして、、、
その時の歌詞が「中央線に飛び込んで 傍迷惑な奴だと言われて いつだってそこにいたんだ 少女はさっさと死んじゃった」です。
もう、神聖かまってちゃんの大島亮介さん最悪です。なんでこんな歌詞を世に発信する必要性があるのでしょうか？
本当に17歳の少女が瀬谷駅に飛び込んでしまいました。
これ、一瞬だけ見せるホームに落ちた時の視線です。普段見ない絵面に心が揺さぶられます。実写でこの角度は難しいです。
この毒アニメの手法です。さっと0. 何秒にコマを差し込むことがサブリミナルです。知覚にこっそり働きかけます。
これも一瞬だけ差し込むサブリミナルです。
人間をボロ切れのような、人間である意味のない存在に比喩しています。
その他、飛び降りるシーン
少女はさっさと死んじゃったの歌詞にかぶるように自殺のアイテムを差し込みシーン
最悪なのはこのシーン
少女が前に倒れ込んで少女がかき消されるようなカットを挟んだ後に
電車の車輪の下の背景を描いて、轢かれて吸い込まれるようなカットをここぞとばかり長めに入れ込みます。このシーン。巻き込まれてもこんな感じだし、一度見ておけば全然怖くないでしょ？と恐怖心を取り除く力があります。
もう、アニメでしか見れない景色だし、悪意MAXシーン。ラビットマシーンの闇パワーMAXです。
ギリギリ電車に轢かれないシーン。通過電車ギリギリでも怖くないよというサブリミナルです。
恐ろしいくらい電車ギリギリに挟まれているシーン。まあ実写では無理なので、アニメならではの表現。
この猛スピードの電車ギリギリシーンのオンパレードで
電車は怖くないというイメージが染み込まれます。むしろゾクソクした居心地の良さも感じてしまうほどです。これこそ恐怖を心地よさに変えるサブリミナル効果になります。
後今回は電車に飛び込む、通過列車は怖くないという刷り込みが大きいアニメ動画ですが、
ちょいちょい飛び降り自殺のイメージもたくさんあります。ま、今回に関してはそこまで誘導させる感じはないですが、
このケラケラ笑いながら飛び降りるシーンは怒りがこみ上げます。
まあ、上記に挙げた以上にちょいちょい電車のレールや飛び降り自殺や少女の体が壊れて消える表現がたくさん盛り込まれています。通過列車の恐怖心が少しづつ取り除かれます。
このような自殺の誘発させてしまった危険な動画をこのまま残していいのでしょうか？ワーナーミュージックさんはこの動画にリンクを貼っていますが、メジャーレーベルとしてどう思っているのでしょうか？
また、神聖かまってちゃんの大島さんはこのニュースを聞いても自分のせいじゃないとあっけらかんとしているのでしょうか？
